グリーンプロジェクト(略称 PGP )で一番の、チェーンマスターであることが判明したのが、クルーの一人キヨさん。動画でもチェーンソーのことを色々と説明してくださってます。
今回購入したのは、丸山というメーカーの「BIG M シリーズ」CST311S。
「軽いこと」が一つの売りのようで、キヨさんも軽くて切れ味も良いとおっしゃってました。
商品説明を見ると重さは3.2kg。丸山のカタログの中でも一番軽い。
また「Rスタート」という仕組みがあって、エンジンスタートが普通のチェーンソーよりも楽にかかるように設計されているそうです。
キヨさんいわくチェーンソーのエンジンをかけるときに大事なのは「力任せに引っ張らないこと」。今もよく使っている芝刈り機よりは簡単にエンジンスタートしていた気がします。
馬力を見ると30.1cc。原付が50ccくらいなので、結構パワーありますね。
ところで「振動障害」って知っていますか?
これはチェーンソー使用者の「職業病」の一種だそう。チェーンソーの長時間使用によって体に異常が出ることで、そのための対策として、この機種には「ハイブリッド防振」があります。
気をつけよう「振動障害」
症状としては手や腕の、痺れや冷え、強張りなどがあり、重度の場合「蒼白発作」、いわゆる失神して倒れることもあるようです。
また、この機種は太い丸太を切るようなタイプのチェーンソーではないので、間違えないように使っていきたいです。
このチェーンソーで何をしたいかというと、薪を作ることはもちろん、丸太で椅子やテーブルを作ることも考えていきたいと思います。これはスタッフ全員の希望でもあります!
ちなみに、動画でプシュプシュ、繰り返し押しているのは、ガソリンを送るためのポンプ(プライマポンプ)。これをやらないと、エンジンかかりません
他にも動画では、従来のストップ機能(強制停止)がなく、手元のスイッチでエンジンを止めらること、古いバイクなどと同じ「キャブレター」が本体の後方部分から見えるという発見もありました。キャブレターは個人的にはものすごく興奮しました。チェーンソーの原理はバイクと同じなんです。
動画では今一つ伝わりませんが、チェーンソーの音が意外とカッコよかったです。もっと甲高い音がするのかと思っていたら、結構低音も出ていて、クールなイメージでした。
今後お付き合いが続くので、最後にチェーンソーくんの各部の名前を載せておきます。
次は農家さんのこと。
実は、毎月行っているPGPですが、7月以降毎回雨で中止になり、3ヶ月ぶりくらいの秦野訪問となりました。
その間、関東圏では何度も豪雨が降っていましたが、秦野・平塚の方も雨がすごかったらしく、数時間で、ほぼ一年分?の雨が降るレベルだったとか。
その時に対策したのかこの「土嚢」だそうです。
綺麗に並んでいます。近くで見るとより綺麗ですよ(笑)
この畑の前の道路には。両脇に深めの側溝が作られているのですが、そんな側溝も意味をなさず、道から畑側に向かって川ができてしまったそうです。
そんなことは初めてだとおっしゃってました。それほど、近年の天気は珍しいことなんですね。
その雨によって、できかけていた野菜もほぼほぼ廃棄処分になったそうで、非常に残念な気持ちです。それでも今では回復していて、その後の天気もなかなかよかったので、作物は結構良くできているようでした。
今回もう一つ気になったのはこちらの写真。
写真中央にそびえ立つ「草の壁」気になりませんか?少し遠いですが、大きさがわかるように撮影してみました。
ジュニアの子達の中には覚えている子もいるかもしれませんが、実はここ「収穫体験」をさせていただいた畑です。
そしてこの草は風除け対策だそうです。
この辺りは、丘のてっぺんに位置している畑なので、風の影響がものすごくあるのは、以前から聞いていました。しかしこのソルガム(ソルゴー)が風除けとしてあることで育ちが良くなるそうです。
風除けだけではなく、バンカープランツ(害虫対策)として、ナスなどの作物との相性がいいそうです。
実際にできていたナスがこちら
収穫も終盤ですが、まだまだ結構採れるとおっしゃってました。
ソルゴーの防風効果と害虫防除効果 – 農業メディア│Think and Grow ricci
上のサイトでも言っていますが、この草の壁「ソルゴー」は廃棄処分が結構大変だそう。
完全に枯れるのを待ってから、焼却処分をしたと農家さんはおっしゃってました。
雑草対策にもなるので、プリマヴェーラの畑の周囲に蒔いたら、風もブロックできて、さらに子供たちが来たときに畑の中でかくれんぼとかできそうで、面白そうだとも思いました!
今回はここまで、ではまた次回!
タカハシ
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