5月のグリーンプロジェクト秦野の様子をお届けします。グリーンプロジェクトタカハシです。
青空がいよいよ夏らしくなってきて、畑の西側の山に生えている藤は花を咲かせ、その他にもオオイヌノフグリ、ハルジオン、たんぽぽやブルーベリー、ペチュニア、アヤメ、クローバーなどが畑では色鮮やかに咲いて、見るものを楽しませてくれます。
以下はそれらの植物や生物の美しい写真です。青空の下で、大自然の空気を吸っていると想像して御覧ください。
前回からおよそひと月ぶりの訪問でしたが、この時期は雑草の伸び率が高いので、今回も十分に芝刈り機を回しました。芝刈り機が入り込めない花壇の雑草抜きの作業のほかに、今回はみょうがとじゃがいもを定植しました。みょうがは初チャレンジ。
そのように25度超えの春の夏日の中、みっちり作業をしました。
今回動画の最後でも登場する芝刈り機ですが、農家さんに話を聞いたところ9月くらいまでは毎月やることになるとのことなので、芝刈り機担当、久世クルーには頑張っていただきたいと思います。
ちなみにいつもお世話になっている農家さんに話を聞いたところ、今の時期、4時おきで作業を始め、暑い時間と涼しい時間でやる作業を別けるという話を聞き、我々も昨年に夏の一番暑い時期、昼間に作業をして痛い目にあったので、今年は早い時間から作業に当たろうと考えています。
今回の頂いた作物は大根、インゲン。
更に、畑に生えていたノビルを収穫して毒味してみました。湯がいて味噌をつけて頂きましたが・・・
天然のノビルには辛味がものすごいのとそうでないのとがあって、まるでロシアンルーレット状態。涙を流し、春のおとずれを感じながら美味しくいただきました。
ちなみにノビルというのは、ほとんど玉ねぎの小さい版と考えていただければと思います。繊維がしっかりした食感とネギに似た風味が美味しいです。
今回は畑の様子を動画にしました。特に青空がきれいだったので、ゆったりまったりと御覧ください。
自然の美しさに毎年感動できるという贅沢と喜び。究極のレジャースポット
私は個人的に自然の奇跡的な法則に惹かれます。本当に美しいなと思います。下の写真は特になんの変哲のない葉っぱだと見ればそれまでですが、まず注目していただきたいのはその葉脈の美しさと精細さ。
太陽の光を効率的に受けてるためにできた無駄のない脈の模様。これも自然界に存在する神の摂理です。
そしてこの名前の分からない葉っぱ。相互に完全に重なり合わないように、少しずつずれながら葉っぱを形成していく様は、本当に素晴らしい。
色は波動であり、言い換えれば音楽でもあるのです。
そしてそれぞれに意味があり、ときに人はその美しさに見とれ、ときに危険なものだと知らせる役割もします。
先程のノビルが持つ辛味も、ノビルにとって寄ってきてほしくないモノへの適応した結果。(と勝手に思っています)
それぞれに自然界には相互的な作用があり、意味があり、それは人間もその中に組み込まれていることは確かなことです。しかし、その中でも人間には特別に他の殆どの生物ができないような働きが与えられました。
それは、梅を梅干しにしたり、野を開いて稲を植えてコメを作ったり、木から楽器を作って音楽を奏で歌を歌ったり。
本当にこの世界は不思議で美しくできています。
「無駄なものは自然と衰退していく」という原理があることを積極的に受け入れて生きていく。
それはグリーンプロジェクトの一つの指針です。
