*この記事は、ビタミン菜の栽培記録のための方針やビタミン菜についての情報をまとめています。
実際の栽培記録は以下の記事をご覧ください。
◯家庭プランターでビタミン菜を栽培。ダイソー発酵堆肥・卵殻・有機質肥料で育成実験|栽培記録【家庭菜園編】
見出し
土の違いを実験|【ビタミン菜】土つくりは4種類
このプランターの元の土は「有機培養土」(レクタングル鉢)のみ。この土を元に、実験をしています。
「有機培養土」に以下の3種類を混ぜ込み実験します。
- 発酵堆肥(ブラックのプランター)
- 卵の殻(ホワイトのプランター)
- 有機質=全粒粉小麦(レッドのプランター)
【ビタミン菜】に使用した培養土の情報。ホームセンターで買った有機培養土”かるいかるい”
栃木県那須塩原市の「菊池産業」さんの商品。pH値は6.5(±0.3)EC値1.0±0.3
本当に土とは思えないほど、軽く内容量は20Lですが、女性でも簡単に持ち運べるのではないでしょうか。そんな「かるいかるい」の原料は・・・
- 調整ピートモス
- ココピート
- 鹿沼土
- バーミキュライト
- パーライト
- バーク堆肥
- くん炭
- 他
となっています。
以下の画像は、種まき後の様子。
株式会社トーホクの【ビタミン菜】栽培例や特性(種袋裏パッケージ情報)
パッケージ裏の情報(写真画像は以下に掲載。株式会社トーホク)
特性:濃緑で小さな縮みがあり、アクのない美味しい野菜です。年間を通して作りやすく、夏まきで約25日、春秋まきで約40日で収穫できます。プランターでも栽培できます。
- 発芽適温:15~30℃
- 生育適温:15~30℃
- 春ジンチョウゲの咲くことから秋の初霜のころまでまくことができます。
- トンネルなどの保温資材を使えば冬でも栽培することができます。
- 畑には1m2あたり、たい肥2.5g、苦土石灰100g、化成肥料80gを施しておきましょう。
- 土を十分に湿らせて、幅20~30cmに薄く「すじまき」し、軽く土をかけます。
- 発芽したら生育に応じて順次間引きし、最終的には株間を5cmくらいにしてください。
- 少しずつ何回かに分けてまくと連続して収穫できます。
【ビタミン菜】栽培例・年間播種スケジュール(画像)
【ビタミン菜】とは?1954年に作られた「如月菜と大阪白菜」の交配野菜。
アブラナ科。1954年に島根県農業試験場で如月菜と大阪白菜の交雑から育成。抽苔(ちゅうだい)が遅い。
栄養:ビタミンAが豊富。
別名:ツケナ(野沢菜、チンゲンサイなど、アブラナ科の非結球葉菜の総称)
土の準備:酸性土壌に弱い。
種まき:暖地で真夏の種まきは避ける。
間引き: ①葉が触れ合わないように。②本葉が5~6枚のころに、10センチ間隔にします。間引き菜は可食。
追肥:①本葉が4~5枚のころ②①から半月後程度。
害虫:コナガの幼虫(*画像あり)。アブラム、シヨトウムシ。
収穫:間引きながら収穫。種まきから二ヶ月を目処に収穫を終える。
コナガの幼虫の画像出典・参考サイト:アブラナ科野菜全般
コナガ|日本財団法人 日本植物防疫協会
【ビタミン菜】栽培の知っておいた方がいい知識
董立ち、抽苔について。
トウとは「花を咲かせる茎」のこと。この茎=董が伸びることを「董立ち」や「抽苔」という。
種を残すための「生殖成長」自分を成長させるための「栄養成長」。董立ちは「生殖成長」が始まった目印・サイン・意味。
トマトやナスなどの果菜類は果実を収穫するので、花が咲いた後収穫でいいが、
小松菜や白菜などの葉菜類は董立ち=生殖成長により、成長が止まり、歯が硬くなって食味が落ちる。
だから、董立ち前の収穫の必要がある。
花芽分化と董立ちの違い。
花芽分化|以降の初期段階が茎頂部でそれまで葉や茎を分化していた部分が、花に分化する現象。
董立ち|花芽分化に伴って「急速に伸長する」現象。
董立ちの原因。
- 種まき時の低温|(カブ、コマツナ、ダイコン、チンゲンサイ、ハクサイ、ミズナ、など)
- 一定の大きさになってからの低温|(キャベツ、ゴボウ、タマネギ、ニンジン、ネギ、ブロッコリー、など)*小さい苗の状態で低温を乗り越える対策。
- 高温や長すぎる日照時間|(シュンギク、ホウレンソウ、ラディッシュ、レタスなど)
- 一定の大きさで董立ち|(トウガラシ、トマト、ナス、など)
栽培記録は以下の記事をご覧ください。
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