ニンニク栽培もあと僅か。除草シートの効果とノビルの収穫|ファームレポート 2018年4月17日(火)

およそ2ヶ月ぶりの畑となりました。

この日の天気は基本的に曇りで小雨がぱらつく程度。4月中旬ながらとても寒い日でした。

到着時の畑の様子はご覧の通り雑草がニョキニョキ。タンポポも綺麗に綿毛を作っていました。

春(4月中旬)の畑の様子
春(4月中旬)の畑の様子
タンポポの綿毛
タンポポの綿毛

暴風雨があったようで、いつも通り倉庫のビニールシートが剥がされており、中が丸見え状態でしたが、植え付けが遅れた花壇の球根たちもなんとか芽を出してくれていました。

除草前の百合の球根
除草前の百合の球根

4月中旬のニンニクの管理

到着してすぐのニンニク畝の様子は以下のように、いつも通り雑草に侵食されていました。

除草前のニンニク畝
除草前のニンニク畝
除草前のニンニク(雑草でマルチが浮いてます)
除草前のニンニク(雑草でマルチが浮いてます)
除草前のニンニク苗
除草前のニンニク苗
除草後のニンニク畝
除草後のニンニク畝

相変わらずシートも風で飛ばされていましたがなんとか紛失にはならず、これらのシートを整え、穴から飛び出ている雑草を抜き取り作業ののちに、炭素肥料「若葉二号」の希釈液を灌水しました。

除草後のニンニク畝
除草後のニンニク畝
除草後のニンニク畝
除草後のニンニク畝
除草前のニンニク苗
除草前のニンニク苗

植え付け遅れた花壇の様子は「まずまず」

前回の畑訪問の時には中央通路寄りの穴あけを終え、もう一列が残った状態でした。

参考記事:キラ農法炭素液肥「若葉2号」でニンニクと花壇の管理。インフラ整備という大事業のありがたみ。|ファームレポート 2018年2月22日(木)

除草前の花壇
除草前の花壇
除草前の花壇
除草前の花壇
除草後の花壇
除草後の花壇

線が見えるラインの外側(上の写真で右側)にも球根を植えていましたが、この列のシートを広げて芽出しをしました。

シートを刃物で切って開けてみると穴の近くから芽が出ているところもあり、球根たちはシートの下の日陰でも発芽してくれていました。

それらをなんとか助け出して必要なところはシートを切って穴を広げました。

そしてこちらも炭素肥料「若葉二号」を散布。

シートの裏に隠れていた球根はやぱり弱弱しかったので。今後回復してくれることを祈るのみです。

「破壊王」現る。鋤、シャベル破損・・・

畑に根付いてしまった雑草を掘り出して、堆肥作りのための盛り土を作ったのですが、なんと、シャベルと鋤の木製の柄が折れてしまいました。

盛り土
盛り土

雨上がりでまだ土が乾いていないので土が重いと言うこともありましたが、使い方も悪かったと反省しています。

収穫した「ノビル」

この時期プリマヴェーラファームでは「ノビル」が生えています。下の写真で右中央寄りに群生しているひょろひょろしたモノがそれです。

見にくいですが(笑)

秋にミョウガを植えた場所
秋にミョウガを植えた場所

見たことのない人のために説明するとすれば「ネギが小型化して、地中が玉ねぎのように球形になったもの」です。

畑には特に水分が多いあたりに群生しています。

プリマヴェーラの畑で収穫した天然のノビル
プリマヴェーラの畑で収穫した天然のノビル

長ネギと玉ねぎの「あいの子」のような存在で、ネギ科特有の香りがあるので薬味として使ったり、球根(正確には鱗茎=地下の茎)付近を酢味噌和えにするのが最もポピュラーな野草です。

今回は味噌とみりんなどで炒めていただきました。もちろん美味しかったですよ。

ノビルの味噌和え
ノビルの味噌和え

ブルーベリーにマルチ

植えた当初はオスメスの二つ苗があったのですが、一昨年くらいから一つが見当たらなくなってしまったブルーベリーの木。

今年は苗木の付近の雑草から守るために黒マルチを施してきました。

現在より簡単に黒マルチを設置する方法を考案中です。写真ではその試験段階の方法でやって見ましたが、結果は乞うご期待。

ブルーベリーを黒マルチで保護
ブルーベリーを黒マルチで保護

ブルーベリーは6月から7月頃に実をならしてくれます。

確認した栽培植物。ごぼう、 もみじ、レモン、カエル、「ホーホケキョ」

隣接するの山からの溢れ種でいつの間にか畑に生えていた紅葉の苗木。順調に育ってくれたら入り口付近に移植してシンボルツリーのようになって欲しいなとおもいます。

紅葉の幼苗木
紅葉の幼苗木

市販のレモンの中にあったタネから栽培しているレモンも無事芽吹いていました。今年で3年目だったと思います。

越冬ごのレモン苗木
越冬ごのレモン苗木

こちらも毎年生えるごぼうです。地下にあの食用部分の根っこがあるはずですが、いつ確認しようか決めかねて早3年目です(笑)

越冬したごぼう地上部
越冬したごぼう地上部

こちらもレモンと同時期に移植したムクゲの木。なんとか復活してくれました。

越冬後芽吹いたムクゲの苗木
越冬後芽吹いたムクゲの苗木

そして畑の中に一部群生していた小さな花。最初はヒメオドリコソウに似ているなと思っていましたが、調べたところ「カキドオシ」の花でした。

畑の紫の花・カキドオシ(垣通し)
畑の紫の花・カキドオシ(垣通し)

以下調べたところを転載しています。


このまま終わるのでご興味ない方は、ここまでお読みいただきありがとうございました。この日の様子を動画でまとめています。

4月のニンニクの様子と鶯の鳴き声:グリーンプロジェクト ファームレポート 2018年4月17日(火)


カキドオシ:垣通し(Alehoof)は、シソ科カキドオシ属の植物。花言葉は「楽しみ」「享楽」「快楽」など。5/28・6/12の誕生花。

別名「カントリソウ(癇取草)」といって、昨今のキレ易い子供に効くと言われています。試したことはありませんが(笑)

花名の由来は、花が終わった後、直立していた茎が倒れこみツタのように節から根をおろしながら長く伸びていき、地面を這いながら垣根を通り抜けて隣の土地まで行くことから「垣根を通す」が、「かきどおし(垣通し)」に変化したと言われています。

生薬の名前が「レンセンソウ(連銭草)」で血糖値降下作用、体内脂肪や結石を溶解作用があるなどして漢方薬、ダイエット茶として利用できるそうです。

江戸時代の漢方医永田徳安は「下痢に、連銭草にゲンノショウコと甘草少しを加え、濃煎し温服するといい」と行っており、茎、葉に精油0.03% (主成分は l-ピノカンフォンなど) を含まれており、これが作用しているようです。

しかし、成分の「l-ピノカンフォン」は神経毒性があるようなので、使用には注意が必要のようです。19世紀のパリの芸術家が中毒して廃人化した理由には、この l-ピノカンフォンが含まれるアブサン酒を飲んでいたとも言われています。

参考サイト:精油の化学⑤ ケトン類 R 林太郎語録

漢方生薬の中屋彦十郎薬局創業者の中屋彦十郎という人がいます。この中屋一族はもともと京都南部の出身で落武者となって加賀、今の石川県に移住し役人となった一族で、代々伝えられた家伝の薬があり村人に分け与えていたことこと評判になったと言います。その後1579年江戸時代後期に創業し、のちに前田家御用商人として薬種販売のかたわら、江戸、明治、大正、昭和と製造販売するように。

さらに、明治天皇が行幸の際に、岩倉具視と、随行員800人とともに、新潟、魚津、富山を経て金沢に到着し、市内の中屋彦十郎宅に逗留したと言います。

その中屋一族家伝の薬は「混元丹」と言うもので、混元丹飴と行って「飴」状のものらしいのですが、その配合成分は・・・

  • 高麗人参|ウコギ科オタネニンジンの根、韓国が主な産地。朝鮮人参ともいわれる。
  • プラセンタ|ブタ胎盤100パーセントの粉末。国内で衛生的に製造されたもので 混元、紫河車とも呼ばれる。(混元とは胎盤という意味であり、丹(タン)とは赤いということである。)
  • 枸杞の実|ナス科のクコの果実。「千里の旅をする。クコとラマは食することなかれ。 二物は精気を補益し強精するからなり。」といわれる。
  • 黄精|ユリ科のナルコユリの根茎。小林一茶は自ら栽培して、 その根を食べたり酒に浸したりした。 六十歳になっても子をなしたといわれる艶福家であつた。
  • 亜鉛|海藻亜鉛を原料にしている。亜鉛不足の中高年に朗報である。
  • ウコン|ショウガ科ウコンの根茎。「ウコンの力をあなどるなかれ」といわれる。
  • 夏みかんの皮|日本産ミカン科ナツミカンの成熟果実の皮。香りがいい。
  • 赤芍(せきしゃく)|「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」百邪を 払う言い伝えあり。
  • その他|コンスターチ、水飴、砂糖。

というものでした。

あまり関係はありませんが、薬屋にはこんな歴史があるということが発見でした。

出典一覧

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