11月16日(金) 三日月
最低気温(℃) 7.0
最高気温(℃) 18.3
日照時間(h)7.8
出典:気象庁ホームページ
ここのところ一気に寒さが増してきました。最低気温は一桁が当たり前になり、いよいよ冬という感じがしています。14日に少し雨が降りましたが、それ以外は晴天が続いています。
この記事を仕上げている18日の明け方にはしし座流星群が来ると話題になっています。
ということで、今日は久しぶりにここのところのアクティビティを記録しておきます。
11月11日(日)
こちらは、所沢市の外れ、三ヶ島地区の堀之内にある「比良の丘」に行った時に見つけた皇帝ダリアです。
綺麗ですね。
詳細は下に書きましたが、この日は昆虫について新たな発見がありました。
11月13日(火)トマトと発酵小麦とナメクジ
こちらは、我が家の庭にて、放置しておいたトマトの果実から発芽した苗が育ち、11月に入って実がつき始めたという写真。
途中で枯れることは目に見えていますが、最後まで観察を続ける予定です。
トマトの原産は南米で、低い湿度での栽培が好みだということを聞いたことがあります。流石に気温が一桁では低すぎて育ちませんが。
こちらは約一年間「非酸素=密閉」され、常温で放置された全粒粉小麦の姿です。
当初は自然発酵パンを作る予定のものが失敗に終わり、そのまま続けて保管していました。夏を越えてから、発酵も腐敗も進まなくなったような状態だったのでこの度、外気に触れる庭にリリース。
その夜の間にナメクジが近寄ってきた痕跡を発見しました。ナメクジは一年放置された小麦粉にも何かを感じ取ってくる習性があることがわかりました。
腐敗した小麦粉の中の何に引き寄せられているのか?知りたいところです。
ハナアブとシジミチョウの睡眠。その頃カマキリは・・・
冒頭で紹介した皇帝ダリアのあった「比良の丘」
そこで目撃したのが、早朝の虫達でした。いつもとは違う様子だったのですが、どうやら彼らは眠っていたようです。
〜以下こちらから引用〜
プルディック氏によると、チョウは、午後遅くに「就寝する」とのこと。
葉っぱや木の皮などの隠れ場所からぶら下がるのだ。
十分な休息を取らないと、エサを取ることができないし、メスのチョウは、アオムシが食べない植物に間違って卵を産み付けてしまう。
〜中略〜
虫が本当に眠っているサインは、動かず、「重力の方向にうなだれ」、筋肉が弛緩している状態だ。
「覚醒閾値」も、判断材料のひとつ。虫を揺すって、覚醒するまでにかかる時間を測定する。
〜引用終わり〜
ギャラリーに載せてある動かないシジミチョウについて調べたところ、昼間、花の間を飛んでいる姿をよく見かける蝶々は、夕方には活動を終えて、翌朝まで動かないという習性があるようです。
写真で撮ったシジミチョウも、私が誤って蹴飛ばしてしまって「しまった!」と思ったら全く動じず、止まっていた草の先から身動き一つしないのです。
最初は死んでいるのかとも思ったのですが、とまっていた草から離れないようにしっかりくっついていたので、もしやと思い撮影したというわけです。
このシジミチョウと同様に、この近くの生垣になっている低木の葉っぱに止まっていたのが、若干ハエのようにも見える「ハナアブ」でした。
写真を撮っているときに少しだけ動きましたが、シジミチョウと同様、夜があけた6時頃から8時頃までずっと同じところにいました。カマキリも同様にほとんどその場所から動きませんでしたが、意識はあったようで、カメラを向けたらこっちに気づいていました。
その動画はこちらです。
これらを調べているうちに行き着いたYahoo!知恵袋での「家に蜂の巣ができた時の心得」が興味深かったので少し引用します。
〜以下こちらから引用〜
私たちって、ふだん嫌がらせ体質の日本人の中で暮らしているじゃないですか。
「いちいち滅入ったり参ったりせず、嫌がらせなんて平気にならないと!」
という国民じゃないですか。ハチに対しても、そういう態度で良いと思うんですね。
〜引用終わり〜
ここだけ読むととんでも無いことを言っているように見えますが、この方が言っているのは、人間に都合があるように、ハチにも都合がある。ハチだって、誰彼構わず戦うような生態を持っているわけでは無いので、ちょうどいい距離感を持って共存すれば大丈夫ですよ。
ということでと思います。
テレビやマスコミで報道される蜂のイメージはとにかく「危険」です。
それはもちろん、蜂駆除業者からしたらそうすることで注文は増えるでしょう。しかし、知恵袋の回答者さんのように物事を人間とハチという両方の視点から考えることも重要だと思うのです。
そのように考えることで、自然界が本当に絶妙なバランスの上に成り立っているということがよくわかるはずです。私たちが毎日淡々と生きているということが、いかに奇跡かということがよくわかるはずです。
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