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こんにゃくと自民党と仏教とキリスト教と聖徳太子。|Garden Dairy 2018年11月4日(日)

2018年11月4日

最低気温(℃) 11.2
最高気温(℃) 15.4 
日照時間(h)0.2

出典:気象庁ホームページ

写真は11月4日(日)のもの。トマトは引き続き花が次々と咲いています。

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鉢で育てているゼラニウムは、雨上がりの雫が花びらに載って綺麗だったので一枚。

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ドラマ「僕らは奇跡でできている」のこんにゃく

高橋一生主演のドラマのエピソードで、こんにゃくがいかにすごいかということを知りました。

こんにゃくは奈良時代からあり、収穫までに3年かかること、そして、エグミの強い芋のため石灰などを混ぜて加工しなければ食用とできないという手間のかかる食材でありながらも、およそ1000年以上経った今でも続いているすごい食材として、ドラマ内で取り上げられていました。

そこで今日はこんにゃくについて。

こんにゃくは端的に言えば糖質です。

こんにゃくを始め多くの糖類、特に芋系は粘り気を持っていて、その粘り気は化粧品や食品加工品に利用され、一部はキサンタンガム (xanthan gum) などとしてとして知られます。

これは、しっとり感を上げるために乳液や化粧水に添加され、粉末状のファンデーションにも飛び散りを抑える目的で利用されています。

食品としては、ドレッシングやあんかけなどのとろみをつける目的で利用され、これらはまとめて「増粘安定剤」と言われ、ジャム、ゼリー、プリン、缶コーヒー、惣菜のほか、洗濯糊としても利用されるものも全て同じようなものです。

そして、先ほども出た芋のエグミですが、その正体は「シュウ酸カルシウム」

「衆参」ではなく「シュウ酸」と言いますが、これは端的に言えば毒物です。シュウ酸は漢字では「蓚酸」と表記して「蓚」はタデ科のスイバのことを意味します。

Rumex acetosa cultivar 01.jpg

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

スイバは、ギシギシ、スカンポ、などとも呼ばれ、60歳以上の方からは幼少期に食べたことがあるという話をよく聞きます。

そのほかシュウ酸が含まれる植物は以下のものがあります。

  • タデ科(他にギシギシ、イタドリなど)
  • カタバミ科
  • アカザ科(アカザ、ホウレンソウなど)
  • サトイモ科(サトイモ、ザゼンソウ、マムシグサなど)
  • ヤマノイモ属(ヤマノイモ、ナガイモなど)

スイバは、古代エジプト、古代ギリシャ、古代ローマなどで薬草として利用されていました。現在でも、フランス、アイルランド、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、ロシアなどでスープの実として頻繁に食されているようです。

どんな食物でも過ぎれば毒とされますが、過剰なシュウ酸の摂取は結石の原因となると言われています。が、しかし、古代エジプトでこの結石を取る効果があったとされているのもまたシュウ酸でした。

これこそまさに薬の効果を表しています。

薬はそもそもそれ単体では「毒」で、それを適量利用するからこそ効果があるもの。薬を利用するときは、このことをまず初めに知っておくと良いのですが、なかなかお医者さんからこういったことを聞く機会はありませんね。

自民党とこんにゃくと仏教・華僑・キリスト教

続いて、こんにゃくのウィキペディアを見ていて最後のところに出てくる興味深い項目が「こんにゃくと政治」でした。

こんにゃく利権を持っているのは、群馬県を大きな地盤とする自民党であり、自民党には「こんにゃく対策議員連盟」なるものがあるそうです。

この働きがあるからこそ、日本のこんにゃくは輸入こんにゃくから守られ、国内で食されています。そしてなんと、国内のこんにゃくの95%は北関東で生産されたもので、さらに、そのうちの約90%は群馬県で栽培しているものです。

おそるべし、こんにゃくと政治。です。

ところで、こんにゃくはその歴史を見ると推古天皇時代に里芋とともに日本に入ってきたと言われており、その時代はまさに聖徳太子が活躍した時代と重なります。

しかし今のように庶民の間に広がったのは元禄年間(江戸時代中期)で、それまでは、鎌倉時代までに「精進料理」の一品として定着したと言います。

精進料理を食べるのは仏教僧。

日本への仏教伝来が「飛鳥時代、552年(欽明天皇13年)に百済の聖王(聖明王)により釈迦仏の金銅像と経論他が献上された時」とされています。が、その前に百済からの仏教徒の渡来人が亡命しているため、その時に仏教が入っているという話もあります。が、ともかく、聖徳太子の時代からその後に大きく栄えたのが仏教です。

さらに、現在の私たちが当たり前のように利用している漢字やひらがな、カタカナという「文字」もまた聖徳太子がその成立に大きく関与していると言われています。

<参考サイト>

こんにゃくと同じ時期にこれらのものが日本の大陸に入り今でも続いていると思うと、非常に感慨深いものがあります。

ちなみに、インドネシアの華僑は、イスラム教徒がその大半を占めるインドネシアの中で仏教かキリスト教に大別されると言われています。仏教やキリスト教と華僑と自民党に何かしらのつながりがあるということなのかもしれません。

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