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偽装農家とは誰なのか②儲かる農家と補助金のゆくへ|Garden Dairy 2018年11月1日(木)

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出典:気象庁ホームページ

今月から三日おきに更新にします。今日は、以前に書いた記事の続き。

偽装農家とは誰なのか①農地転用を待つ農家|Garden Dairy 2018年10月29日(月)

この前、お借りしてる畑に行った時、お世話になっている農家さんと色々な話をしているとき「うちらは基本的に補助金はもらっていない」ということを聞きました。

帰ってからもそのことがどうにも引っかかり「農業は儲かる」という話や「政府の補助金が『農地成金』に流れているというウェブ上で知ることができる話と、私がお世話になっている専業農家さんとの間に一体どんな隔たりがあるのか?

ここまで調べた分をまとめます。

「農家は裕福」説は本当か?

  1. 農家の子供は小遣いが高め。
  2. 人間の食料となる「稲」より、家畜用の「稲」の方が儲かる
  3. (政府試算通り)農家の年収は、国民平均のほぼ1.2倍。

2の農家というのは、自分が家畜をやれば、それも収入源になるということですが、これもまた、色々な規制とかがあって新規参入者が簡単にできるようなものではないはずです。

ともかく、3のコメントから推測するに、遺伝子組み換え栽培など、大企業や多国籍企業が推進する方法で農業をやれば儲けは大きいということは確実に言えることのようです。

当たり前ですが、政府が補助金を出すのは、政府が推進するもモノです。政府が推進するものは誰が決めているのか?

それはわかりません。

ただここで言える単純すぎる結論としては、お金が全てのモノの価値となっている資本主義の世の中では、結局のところ、大企業のお金の力には勝てないということです。

交付金や補助金が、結局のところは大企業の有益になるように使われる。

その大企業に行ったお金が私たちにとって本当に有益になることなら別に構わないと思います。しかし、遺伝子組換え作物は、世界的に嫌がられている事実を見ると、やはりおかしいと思います。

それこそ、昨今話題の「多様性=ダイバーシティ」に反していように思います。

こと日本農業において、マイノリティの声は反映されているようには思えません。

大企業に直結する農業の他にも個人でもある程度の挑戦ができるような交付金、補助金を作ってほしいものです。

農家経由の補助金流し

こちらは交付金、補助金が、農家のところと、その先の農業コンサル会社に流れているという指摘。

「農業 コンサル」で検索すると、いくつか出てきますが、中でも「ベンチャー三銃士」と言われた南部靖之で知られるパソナの「パソナ農援隊」というのもあります。

パソナ農援隊

農業コンサルという「外部」ではなく、農家さん(または農業法人)自体がマーケティングや戦略を考えられるようにするような仕組みが欲しいところではないでしょうか。

やっぱり、生産者が自分の頭で考えて消費者に届けるというところは切り離してはいけないと思います。その土地に根をおろす生産者が商品開発から全てを考えられるように、制度を作れないものでしょうか。

ICT農業

昨今話題のAIなどを利用した農業にロボットを導入しようとする動き。「ICT農業」とか「スマート農業」と言われますが、これも結局のところお金を多く持っている人・団体でないと参入は無理です。

ということは、結局のところ、そこに投入されるお金は、元々お金持ちの企業や団体にいくことになるだけ。果たしてそれは、日本の農業にとっていいことなのでしょうか。

例えば、小説やドラマで知られる「下町ロケット」という作品では、衛星を利用した自動運転(無人)トラクターが題材です。そして、そのトラクターが実際に作られて、農作業が楽になることは確かにあるかもしれません。

しかし、その無人運転のトラクターやコンバインの値段がいくらになるのか?実際にそのトラクターを利用できる条件の農家がどれほどいるのか。現実的にどれくらいそれが有効なのかは一向に見えてきませんし、誰も話しません。

スマート農業が悪いとは言いませんが、スマート農業に関与する必要のない農業従事者にもそれ相応の交付金や補助金などの対策がなされるべきだということ感じます。

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