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アワダチグンバイとオンブバッタの食害まとめ。シソ目を食する虫とカメムシと原形質の関係について

ひまわりの葉の裏の虫
ひまわりの葉の裏の虫 アワダチグンバイ

今年お世話していたひまわりの葉がアワダチグンバイという虫の被害にあったことから、色々と調べています。

アワダチグンバイがついているひまわりは、葉が焼けたように、乾燥したようになり、葉が薄くなるように見えました。

ひまわり
ひまわり

上の写真でもわかるように、下の葉は害にあい、色が抜けたような葉に、まだ害の受けていない上の葉は、緑色が濃厚です。

なんとか対策をすることはできないのかと、まずは、アワダチグンバイについて知るために、アワダチグンバイの分類上の「目」である、カメムシをヒントに考察していきます。

アワダチグンバイの上位分類「カメムシ系」の虫の食害について

カメムシ類は植食性のものが多く、葉や茎、果実などに口を差し込み、植物の細胞の中にある原形質などの液を吸収する。草や木の上に暮らすものが多いが、地中で根につくものや、地表に生息し、落下した種子などから吸汁するものもある。[出典]

ということで、カメムシは植物の何を食べているのかというと、植物の細胞内の液と言われています。

では、その液とはなんなのかを調べてみるには、原形質や細胞核について調べる必要があります。

まず、生物の構成単位の「細胞」には、動物と植物に大きく大別され、その主な違いは以下のようです。

[出典]

もしかしたら、カメムシが求めているのは「液胞」という部分なのかもしれません。

次に、原形質が何かということですが、これが簡単に言うと「核や細胞」の事です。少しややこしいですが、核や細胞と言われる前に、これらの「生命の活動の元の構成要素」のことを「原形質」と呼んでいたために、この言葉が今も使われているようです。

ややこしいので、うまく統一してほしいものです。

そして、現在では、細胞膜の内側の栄養分を食べる動物(シロアリなど)などのこと「原形質食」と呼び、それ以外のものと区別するときに使っているとのこと。

カメムシも「原形質食」と言えそうです。

その原形質がどういったもので構成されているのかと言う部分を見ていきます。

<以下こちらより転載>

原形質の化学組成。典型的な細胞の原形質の化学組成は以下の通り。

原形質の化学組成表 (Sponsler, Bath, Giese)
物質名 生重量比 平均分子量
85 % 18
タンパク質 10 % 36k
脂質 2 % 700
無機物 1.5 % 55
核酸 1.1 % 40k (RNA) – 1M (DNA)
他の有機物質(炭水化物など) 0.4 % 250

<転載ここまで>

ほとんどが、水分で、次に多いのが、タンパク質。以下、油分、酸、無機物と続き、炭水化物などの有機物が最も少ないと言うのがちょっと意外でした。

ということで、ものすごく乱暴にまとめると、カメムシたちは、このように植物細胞の細胞膜より内側の「原形質」の水分や糖質やタンパク質などの栄養を摂取しているということがわかりました。

ここから、ひまわりの害虫と言われる「アワダチグンバイ」も、ひまわりの葉の原形質を求めているのではないかと予測できます。

もっと具体的には何を食べているのかはわかりませんが、葉の色の緑がぬけるということから、細胞内の「葉緑体」も食していると言うことは待ちがないのではないかと思います。

どうすればいいかは具体的にはわかりませんが、これを元に対策を錬ることができるのではないかと思います。

次に、ごまの葉を食害するバッタについて調べたことをまとめていきます。

バッタの食害について

まずはどのような現状なのかと言うと、鉢で育てているゴマの葉が、あるバッタによって食べられてい流という状況です。 

以下はその食害の様子です。

このバッタ。よくみるバッタですが、詳しくは知りませんでした。

<写真:ショウリョウバッタ(上)とオンブバッタ(下)の♀>[出典]

調べていくと、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキの3三種類のバッタが非常に似ているため判別が難しいところでしたが、数々の特徴を考慮すると、オンブバッタが一番近いように思えました。

ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキがイネ科の植物に住んでいたりするのに対して、オンブバッタは、イネ科以外の植物に現れるというところ。そして、ゴマがシソ目の植物であることを考慮してみると、オンブバッタの可能性が高いと判断します。

そして、ゴマの葉っぱにはどのような栄養分があるのかということについてですが、こちらサイトやこちらのサイトよるとゴマの葉っぱには以下の栄養分があると言われています(ゴマの葉は栄養成分の研究が進んでないと言われているようです)。

  • ポリフェノール
  • カリウム
  • 葉酸
  • 鉄分
  • カルシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • ルテイン
  • アクテオシド

ちなみにゴマの葉は韓国では、シソの葉の代用品としてよく使われるようで、煮物の臭い消しとしても使われるのだとか。

カムジャタン、ポシンタンに欠かせない香草、サンチュと同じように焼肉を巻くものとしてスーパーでも売られているうようです。パクチー好きにも好まれるのではとまで言われます。

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ちなみに、分類的に同じ「目」のシソの栄養成分がこちらです。(こちらを参考にしています。)

  • カリウム
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • カルシウム
  • カロテン(β-カロテン)
  • ペリルアルデヒド
  • ルテオリン

ほとんど同じようなもので構成されていることがわかるかと思います。

いささか乱暴な結論としては、食害する虫たちは、なんらかの理由でこれらのわずかな栄養分の違いを嗅ぎ分けて、必要に応じて食し、成長の養分としているということ。

そして、おそらくそれらの栄養分を最も必要とする時期が、その幼児期なのではないかということです。

バジルを食害する「ベニフキノメイガ」も幼虫期にバジルの葉を食害していたこと、そして、先ほどの映像のオンブバッタもまだ羽の生えそろっていない幼児期です。

これについては、まだ仮説の段階ですが、今後も様子を見ていこうと思います。

様々な虫の食害の根本を知るには何が必要か?

ここではオンブバッタ、アワダチグンバイの食害についてメモしてきましたが、常に思うのは、根本的な対処方法はなんなのかは一向に理解できないということです。

園芸の教科書で、除去剤を使わずに排除するには、手でとるのが最もいい方法といわれますし、大量に育てる場合はやはり、除去剤を使わざるを得ない状況です。

そうではなく、根本的な解決はないのか?と常に思います。

それぞれの虫の生態を知っていけば、これまでにない方法での解決方法はないのか?と考えます。

それがこれから先の、目標としてブログを続けていきます。

2017年9月22日追記*9月の下旬頃オンブバッタのオスとメスが庭にいるところを発見しました。

<参考資料>

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