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耕作放棄地を有効活用したい!プリマヴェーラファームの3年間を振り返って見ました。

プリマヴェーラがまだ法人になる前、2013年2月。初めて、秦野の畑に行き「使われていない農地」を目の前にしました。

そして2016年で、3年目のグリーンプロジェクトが終わります。

何ができるのかわからない。何をしたらいいのかもわからない。

そんな状況から始まったグリーンプロジェクトが常に守り続けてきたことは、楽しむこと。

3年目を終えて、思うことはもっと楽しもうということ。まだまだ、楽しみがいのあるグリーンプロジェクトの可能性が目の前に広がります。

今回は、発足の張本人である、グリーンプロジェクトのクルー、高橋と久世の二人で、これまでの活動を振り返りつつ、ふたりの他愛のないよもやま話にどうぞおつきあいください。


高橋「今年でグリーンプロジェクト(GP)が3年目ということで簡単に振り返ってみようかと思います。最初の1年はわりと勢いで乗り越えていたのかなと思います。BBQも1年目からできて、面白かったですし、2年目も継続して活動できたと思うんですよね。まぁずっと作物に関しては、ヘロヘロですけど(笑)」

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第1回目の地元農家さんとの合同BBQ

久世「一つ言うならば、何もない原点からできたって言うのが、成果かなって思いますね。自分たちの力で作れるんだっていうね。」

高橋「3年目にして、天候に左右されるというのが続いて、1、2年めがラッキーだったんだなと思いました。悪天候で畑を手入れできなかったりすると、もともと月に2回しか通えないなか、長期間畑に行けない時期が続いたとか、BBQもなんだかんだ流れちゃったりとか。でもこれが本来かなと。ここからなんだろうな。と思ってるんですけど、久世さん的にはこれまでを振り返ってどう映ってますか?」

久世「確実に前に進んでるかなって思います。3年目(2016年)に関しては、BBQをやったりとか、畑で料理を作ったりとかはあまりなかったとものの、チームの選手たちや、周囲の人たちに『今年BBQないの?』という風に聞かれたりして、BBQとかの行事があると言うことが前提になってるということがすごいプラスだと思うんですね。」

チームが畑をやっているということも、少なからず認知されてきてるということも成果だと思います。内側を見るならば、作物をたくさん実らせたとか、管理を農家さんのようにしっかりと出来たとかはないですけど、2年目に落花生とかパクチーとかミント、バジルとかやってみて『パクチーできるんだ!?』とか風土的に落花生もできるね、とか、で、その中で安定的にできるのって言うのはじゃがいもだよね。ってなって、それはすごいいいことだし、そもそも土が柔らかくなってきてるっていうのは、すごいいいことだと思うんですよ。」

高橋「それはすごく大切ですね。」

久世「定期的に耕して、手入れをしていることで、土が活性化して元気になってきてるというか、眠ってたものが目を覚ますみたいなイメージかな。」

高橋「そうですよね、まだその段階ですよね。今」

久世「だって15年くらい何もしなかった土地だったので、何が嬉しいって土が目を覚ましたことで、耕すのが楽になったというのが、すごくいいことだと思いますね。その二点かなと思いますね。」

高橋「そうですね、やっぱり自然の成長のスピードってこれくらいなんだなと思ったんです。個人的には色々やりたくなって、色々試すけど、うまくいかないこともあって、もっとこうできたかもな?と思うこともあったんですけど、実際自然のスピードに合わせるほかないので、1年ずつちょっとずつ良くなってるというのはいいことですね。特にキラ農法とかいろんなことにチャレンジできるということがとても大きいです。ずぶの素人が畑でやりたい放題なんて普通できないと思うんですよ。」

久世「なにしてもいいっていうのはデカイですね。」

高橋「今の農業界からしたら、相当ですよね。プロから見たら「遊び」だと思うんですけど、でも遊びってすごく重要だと思ってて、ただ単に野菜を育てるということだけじゃなくて、土地を有効に使いたいという思いと、それをできる今の状況は本当にありがたいですね。そして、今後もチャレンジしていきたいと思ってます。」

久世「大事ですね。」

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サポーター様から頂いた種から育ったひまわり

高橋「久世さん的には、今後やって見たいこととかありますか?」

久世「まずインフラを整備したいんですよ。例えばドローンで上から撮影したときに「雑草が生い茂ってる整備されてない畑か・・・荒れてるな。」って思われるんだったら、上から見てキレイだなって思ってほしいし、その先に「うちの畑行きたいよね」って選手が思い出すくらいの位置付けになりたいなと思います。」

高橋「最初はやっぱり畑だから「作物を作らなければいけない」という考えが大きかったですけど、そっちは農家さんの仕事なので、そこにチャレンジすることは僕らのやることではないんだなと改めて思って、そうするとやっぱりあの「場所」に価値のあるというのがいいなと思いましたね。」

グリーンプロジェクトってなんで始まったの?

高橋「なんでそういう話になったんだろう?」

久世「えっと、高橋さんが貸し農園をやっているという話しからですね。」

高橋「(貸し農園を)やってるって言ってたのか!」

久世「そうです。で、俺はシティ派なので(笑)土に触るとか、虫がどうとかあんまり興味はなかったんですよ。でも高橋さんからやりたいと言われ、やっぱ希望の灯火をこう、ともし続けたいじゃないですか?いや無理っすよ!みたいなのは面白くないですし。僕自身も成長しない。」

高橋「さすが。」

久世「どうしたら一番理想な形になるか?そもそも俺は畑持ってないし。でも何かできないものか?と、それプラス、高橋さんが畑をやるのであればそれだけだったら難しくないと思うんですよ。貸し農園を借りて、やればいいだけなので。」

高橋「そうですね。」

久世「でもそれでは面白くないので、何かできないかな?と。そしてサッカー・フットサルチームで何かできないかな?と思って。じゃもし本気でやるのであれば、繋げてみますと、浅はかな返事で返したと思うんですよ。」

高橋「はい。」

久世「それで、何週間かあとに、知り合いとかを伝っていったら、貸してくれると。」

高橋「はい。」

久世「しかも無農薬で」

高橋「はい。」

久世「300坪。好きにやっていい。というところまで行き着き、よしこれだと。さらにチームがやってないと意味がないと。プリマヴェーラとしての一つの存在意義じゃないですけど、ここの二人でやったところで、地元で探せばいいだけの話だから。チームがやっている付加価値は何かっていう。サッカーチームが畑持ってて、しかも無農薬で野菜作ってるの?ってすごくない?と。お金じゃなくて、面白い財産を得られるんじゃないかと。そういうのが発端だと思います。」

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夏の畑・BBQの前の収穫体験

高橋「なるほど。」

久世「それから「月に二度の贅沢」っていう合言葉のじゃないですけど、何も制約があるわけでもなく、面白さでこれまでこれたと。」

高橋「ゼロからなんでもできる。と。」

久世「これこそがゼロから作り上げる原点で、楽しさなんじゃないかなって思いますよね。」

高橋「ホント文字通りそうですよね。土しかないという(笑)」

久世「そうですよね。一度、所沢の貸し農園『corot(コロット)』さんを見に行ったんです。一坪くらいの小さめの区画を借りれるというところでしたね。」

高橋「あれが貸し農園の主流ですよね。やっぱり。」

久世「でもそれじゃ面白くないと。あの中で、枠にハマるようなのは嫌いなんでしょうね。」

高橋「『corot』さんは管理もちょっとやってくれるというようなところで、古民家がすぐ近くにあって、その脇の畑の一区画をレンタルできると。でも、そのやり方はなんか違うんですよね。僕は『耕作放棄地』と言われる、使われていない農地を有効に使いたいっていう思いが先行していたんです。そこで、全く違うとは言え、久世さんと繋がってくれたことはすごいなと思いますね。」

久世「あのスピーディさというか・・・」

高橋「あのスピーディさはすごかったですね(笑)ちなみに、今でもなぜ久世さんが畑をやっているのかが、謎なんですよ(笑)」

久世「はいはい、そうでしょうね。」

高橋「(笑)まだ付き合い始めて3、4年くらいなんですけど、付き合えば付き合うほど、この人はシティ派なんだと心からわかる中で、なぜあそこで畑をやると言ったのか・・・久世さん、虫、嫌いじゃないですか。蛇とかふざけんなっておもってるじゃないですか?」

久世「えぇもちろん。」

高橋「普通の人なら、誰かが畑やりたいと言ったら『あぁ良かったね。やれば』程度のものだと思うんですよ。でも、そこを何とかしたいと思う、久世さんの思考法がすごいと今でも思うんですよ。」

久世「答えは一つですよ。」

高橋「なんですか?」

久世「普通の人じゃないからです」

高橋「(笑)自分で言っちゃったヤツだ(笑)」

久世「いやでもね、確実に普通の人じゃないと思うんですよ。」

高橋「やっぱりそうなんですね〜」

久世「どうかしてると思いますよ。でも、高橋さんも畑をやりたいということを色んな人に言って来たと思うんですよ。でもその中で乗っかる人はいなかったわけじゃないですか。で、俺にも声をかけてくれたということは、何かしら可能性を感じてくれたからだと思うんですよ。だったら『全力で返しましょう』ということなんですよ。ただその場所を用意して終わりじゃなくて、だったら俺も楽しむよ!と。それちょっと俺も楽しませてよ!って言う方が楽しいというか。一人でやって一人ではい良かったね。じゃね?それはそれで楽しいんでしょうけど、それは自己満だし・・・」

高橋「ということで始まったんですね。」

久世「あれが原点だし、あそこで高橋さんがこの話をしてくれなかったらて思いますけどね。」

高橋「なかなかナイことだと思うんですよ。まぁ人生なかなかナイことばかりですが(笑)でも、本当に望むことは実現するんだと。」

久世「いや、ホントそうだと思います。考えてないとその想いはないので、実現しないですよ。俺、芸能人になりたいと全く思ってないので、絶対なれないです(笑)思ったら叶うんですよ。自己啓発のセミナーっぽくなっちゃったけど。」

高橋「そういう意味じゃなくて、望まないと何もならないってことなんですよね。まず。」

久世「そう、そうなんです。で、それに対して、望んでるんだったら動きなさいよ。ってことなんだと思います。」

高橋「そうですね。望んでることは、周りに言ったりしたほうがいいってことでもあると思います。これも自己啓発っぽいですが。僕的には、プリマヴェーラという場所が『そういうところ』みたいな認識なんですよ。」

久世「プリマヴェーラ自体はそういうところではないです(笑)」

高橋「(笑)久世さんだけなのか?」

久世「誰もが俺これやりたいです!って言う場所ではないです。」

高橋「なるほど。」

久世「その気になったら、やろうと思えばなんでもできるよ!っていうのはありますけど、ただ、迂闊な発言というか、やる気が無い中で環境を整備して、整えたんだけど、やっぱり・・・みたいな、ヒヨルパターンはあるんですよ。これやりたいんです、あそこで働きたいんですっていう学生は多くて、ここまで準備して入っていうと、『いや、やっぱり・・・』みたいな。」

高橋「あぁなるほど。グリーンプロジェクトも僕がもういいです。って言ったら『あ、じゃやめましょうか』ってなるじゃないですか?」

久世「そうですね。」

高橋「でも、そんな状況でも、僕やめるつもりサラサラないんですよ。楽しくて仕方ないんで(笑)3年目で天候にも恵まれず、畑に行けない時期が長かったりしたんですけど、それでも、やめるという選択肢は出ないんです。もしかしたら、ちょっとうまく行かないとすぐに辞めちゃう人もいると思うんですよ。グリーンプロジェクトで言うと、3年目でガクッと落ちたと感じたら、それだけで諦めちゃう人もいるのではと。やっぱり辞めなかったのって、自分の中に、情熱というか、そもそもずっとやりたかったというのが強くあったていうのが大きいと思うんです。そしてそれに乗っかってくれた久世さんがいて。という。やめることは簡単だけど、続けるとしたら、情熱があるものをやると簡単だなと思ったんです。」

久世「始めるのと、辞めるのは誰でもできるんですよ。難しいのは続けることで。でも続けることが一番楽しくて財産になると思うんですよ。今まで何度とテストがあったわけじゃないですか?でもそれがすべて成績がいいかというと、絶対落ちるときがあるわけじゃないですか?そのときに、じゃあ次にどうするかっていう話だと思うんですよ。それまでに、80点取ってた人間が、40点しか取れなくなったとして、また80点取るとするじゃないですか。そうすると凄い褒められるわけじゃないですか。」

高橋「はい。」

久世「お前やればできんじゃん!みたいな。でも、今まで80点取ってたけどね。って言う。だけどその喜びは、計り知れない大きな財産というか、マイナスのときこそチャンスだし、楽しみがあるし。そもそも俺、マイナスだと思ってないですし、どれも。別に野菜できなくてもいいし。わんさかできたらできたで、それはいいんでしょうけど、できなかったら出来なかったなりの楽しみがあるし。」

高橋「そうですね。」

久世「もうなんか、みんな、数字とかレベルとかで測りすぎ。なんでも、こう、あなたはココ、あなたはココって位置づけてるだけ。」

高橋「うん。」

久世「全然面白くない。」

高橋「でも殆どの義務教育はそういう物差しじゃないですか。なんで久世さんはその物差し持ってないんですか(笑)普通に生活してきたら、そういう物差しで世の中を渡ってきたはずだと思うんです。」

久世「はい。」

高橋「でもなぜか、その視点を乗り越えてきたんですか?」

久世「乗り越えてきたかわらないし、経歴とかどうでもいんですけど、僕がサラリーマンをやってたときがあって。その会社で毎朝5時20分とかの電車乗ってたんですよ。帰りは終電で。上司とか、杉並にキャッシュで家を買えるとか、すごい会社だと思ったんですよ。お金だけ見ると。でも、半年くらいたったときに、同じ電車に乗る同じ顔ぶれだという事に気づいて『待てよ、この人達はこの生活を何十年も続けてるんだ』と思って、なんの刺激もないなと思って『これが本当にやりたい人生なのか?』『杉並に家を持つというのがステータスなのか?』と思って『それは違う』と思って、それで多分、次の日ぐらいに退職願出してました。これじゃないと思って。」

高橋「なるほど。」

久世「でも、気づかせてくれた、ある意味、いい会社だったのかもしれないです。」

高橋「そうですね。」

久世「僕はできないんです。みんなわかってると思うんです絶対。自分はこれじゃないと。例えば小さいころ、〜になりたいとかあると思うんですよ。でも、成長するに連れて『安定が一番いいんじゃないか』とか「世の中の流れに左右されない」とか『お金に左右されない』とか身につけて来るじゃないですか。」

高橋「そうですね、世間体というか。」

久世「じゃ、老後は?とか。でも俺すべて言い返せる(笑)」

高橋「(笑)」

久世「老後の心配するより今を心配しろよと。今その仕事で藻屑のように働いて、体力と脳みそだけ失われてっていいのか?俺、老後とかなんの心配もないですもん。」

高橋「うん」

久世「そもそも年金をもらって生活をしようなんて思わないですし、最後まで現役でやり通したいって思ってるんで。なぜなら、仕事辞めたいって思わないんで。好きな仕事だから。」

高橋「あの、老後って言う概念、意味わからなくないですか?」

久世「わかんないです。わかんないです。」

高橋「何、老後って?って感じで。」

久世「悠々自適にって言うじゃないですか?すげー怖いと思うんですよね。」

高橋「あれ、なんもやらないってことなんですか?」

久世「そうですそうです。例えば、まぁよくありがちな雑誌とかで言うと、退職金をちょっと早めにもらって、海が好きだったら、湘南の高台に夫婦で住めるようなちっちゃな家買って、毎日犬の散歩行ってとか、それがいい生活だと。確かに良い生活ではあると思いますよ。でも裏を返せば、ものすごく不安だと思うんですよ。もうお金が減っていくしかないんですよ。そのお金を切り崩して。人間いつ死ぬかわからないじゃないですか。80歳で死ぬって言うけど、100歳まで生きる人いるわけだし。そこには、怖さしかないんじゃないの?って思うんですよ。それともう一つは、確実に脳みそがおいていくんですよ。なぜなら、人と会うわないから。そして、社会の第一線にいない限りは知識を得ないから。新聞の知識なんて偏ってるわけだし。全然意味を成さないと思うんですよね。」

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2016年夏のプリマヴェーラファーム

高橋「なんかそういう型が良いって思わされてますよね。」

久世「ホントそうですよね。」

高橋「それが幸せな人生だと。」

久世「これちょっと卑屈ですけど、ありがたいと思ってるんですよ。」

高橋「何がですか?」

久世「世の中がそういう流れでいてくれるのが。」

高橋「(笑)」

久世「俺が活きるから」

高橋「それは深く聞いていいんですか(笑)」

久世「もうもう何を聞いても。みんなが右で成功してるという状況の中、ものすごく左で成功したらどうですか?叩きづらいでしょ。そして今度自問自答が始まるじゃないですか?本当にこれで良かったのか?と。」

高橋「じゃ、久世さんはそういう人たちが沢山いるほうが良い?」

久世「そうです。」

高橋「それはじゃ、あんまり深掘りしないほうがいい(笑)」

久世「そういう人たちが社会を支えてるから、助かっているというか有難いですよ。」

高橋「そうですね。」

久世「皆がみんなフリーターで好き勝手やられたら無茶苦茶になってくるし。俺尊重してますからね、サラリーマンの方々。ほんと尊敬してるし。でも逆にサラリーマンのかたも、フリーターに尊敬の念を持ってほしいですね。お前らが全部正しいと思うなよと。」

高橋「多分、これを読んでる人は『変わった方』だと思うんですよ。」

久世「はい。」

高橋「じゃないとここまで読まないと思うんですよ。ここまで聞けないと思うんですよ。」

久世「そうですね。」

高橋「だからここまで読んだ方は、色々やってほしいと思います。世間から、頭おかしいと思われることを色々とやったほうがいいと思います。」

久世「そうですね。で、失敗してもいいとも思うんですよ。失敗と思わなくていいだけの話だから、こうやるとこうなるんだ、じゃ次これやめよう。ってだけの話だから。」

高橋「で、今の閉塞感はそういう、変なことをやる人が少なすぎるんですよ。」

久世「そうですね。」

高橋「もっといっぱいかき回す人がいないと、日本とかって面白くなんないと思うんですよ。それはお金がいっぱいあるとかないとかの話じゃなくて、できることからやっていく。と。」

久世「小さなことだと思うんですよね。例えば会社辞めてみるとか。」

高橋「ほんとね・・・それデカイんじゃない?(笑)」

久世「なんなら、退職願俺書きますよ。一身上の都合って書けばいいんでしょ?」

高橋「ここの二人はね、それが大したことじゃないと思ってるんですよ。(笑)会社やめることが大したことじゃないと思ってるんで、伝わるかどうかわからないですけど(笑)そういうことですよね。殆どの会社で働くというととは、奴隷であるということで、なにも生み出さないということなんで。」

久世「お前じゃなくてもいいんだよ?ってことですね。存在価値を否定してるんですよね。あなたは部長になりたいんですか?第158代目の部長に。」

高橋「だから、ガンガンやっちゃった方がいいと思います。」

久世「すべてチャレンジなんですよ。だって、俺農業とか知らないし(笑)野菜の値段の設定なんてわからないし、栽培方法もわからないし、でもそれが全てチャレンジなんですよね。新しい発見と言うか。」

高橋「個人的にですけど、今環境にいることが良かったなと思うんですよ。ようやく色々できる場所にいれるなと。基本的に孤独ですからね、人間。」

久世「僕別に評価されなくていいと思ってるんですよ。ガリレオもピカソも何でもないただの人だったんですよ。ゴッホの絵は生前1枚しか売れてないんですよ。」(*現在では数枚売れていたという研究結果もあります)

高橋「自分なんて大した人間じゃないって思うこともあると思うんですよ。何かやろうとして、うまくいかない。そうすると、自分なんてそもそも大した人間じゃなかったって言って、諦めることもあると思うんですよ。でもそれは、どうでもよくて、何もしてないのに、自分がどういう人間だって決めつけるのはふざけてるんですよね。舐めてるんですよね。だから、そういう風に考えるのではなくて、一寸先はやみで、自分が光となって、ともし続けるくらいがちょうどいい。年金制度が崩れる可能性もあるわけで、何を信じるかって言ったら自分くらいしかないんですよね。」

久世「仮に俺が総理大臣になったら、速攻年金廃止しますけどね(笑)すげー批判来ると思うけど。」

高橋「とにかく、変な人であれと思うんですよね。」

久世「よく言われますもん、変わっているよね〜って。最高の褒め言葉ですけどね。」

農業の可能性は素人が持っている。社会を変えるのは、何か?

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初年度の畑・選手の協力のもと、ゼロから作った竹通路

高橋「話は変わりますけど、3年間畑に通ってきて、農業に対しての発見ってありました?」

久世「発見しかないですよね。普通に手に取った野菜って、こんなに苦労してできてんのかっ?って言う。しかも、相手は自然で、誰もわからない、不確かなものに向かって仕事をしてるというのはすごいですよね。」

高橋「うん、成果を出すということですね。」

久世「そして、僕らの周りの農家さんを見ていると、ものすごく向上心がある。これをやったらどうなるんだろうみたいな。」

高橋「そうですね。なんですかね。楽しそうですよね。」

久世「そうなんですよ。イキイキしてるんですよ。すべてが楽しそう。それってすごい。こっちも楽しくなるし、もっと知りたいし、もっと聞きたいなと思いますよね。」

高橋「自然と触れ合ってるからかわかりませんけど、なんだか、無気力な人が多くなっている印象があるんですが、全然違いますね。」

久世「残念ですよね、。考えてないだけなんですよ。ほんとに。」

高橋「具体的に考えるってどういうことですか?」

久世「なんでもいいから一日考えればいいんですよ。ほんとに。」

高橋「例えば仕事して、帰ってきて、ご飯食べて、お風呂入ったりして、ドラマ見たり、アニメ見たり、LINEやったりして、で、おやすみ〜。みたいな感じだとするじゃないですけか。それは考えてない?」

久世「考えてない。与えられたことしかやってないそれは。何食べようかな?とかそういう発想じゃなくて、自分は何をしたいんだろうとか。なんでこういうことを考えられなくなってきたんだろうって考えることだと思いますね。」

高橋「なるほど。」

久世「進学校に行くのが当たり前だとか、昼食は定食じゃなきゃ行けないのか?いやそうでもないよな。とか。カフェでもいいよな?とか。そもそもカフェって何か裏があるじゃないか?とか。一日一回考える人間と、一日十回なんでもいいから考える人間では、一週間で70対7の差がつくんですよ。そこで、63回の差がつくわけじゃないですか。たった一週間で。これは大きな差じゃない?って思うわけですよ。それで、今の時代なんでもグーグル先生が答えてくれるわけですよ。だからどんどんいや待てよ?と疑うことをしていけばいいと思うんですよ。」

高橋「やっぱりそこですね。基本的には。」

久世「そうですね、疑問に思うことですね。」

高橋「疑問に思ったことをそのままにしない。っということ。多分そこぐらいしか、変人になる可能性ってないと思うんですよ。そこをどうでもいいやって言っちゃうと、頭は働かないというか。」

久世「あとは、一つは、一番楽だからやってるんですけど、寝る前とかにTODOリストをすごく書きます。なかなか全部達成することってないんですけど、これ調べるとか、どんなことでもいいから書きます。出かけるとしたら、持ち物リストとかも書きます。でも、乱筆というかできたらすぐクチャクチャっとして、捨てちゃいます。」

高橋「やっぱ捨てちゃうんですね。僕も結構やるんですけど、できないことが多いから辞めちゃうんです。効果がないと思って。だけど、色々やってみてわかったのは書くという行為自体がいいと思ったんですよ。」

久世「限界ありますよ、頭で考えるのは。限界があるじゃないですか。結局覚えてないじゃないですか。僕も高校のときに物理とか生物とか絶対覚えてないですもん。目で覚えてしっかり書くとやっぱり違うんだろうなって思いますね。手が考えるから。」

 

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2016年12月

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